足裏の筋肉を鍛えて足底筋膜炎や足底腱膜炎を予防しよう

足裏の筋肉を鍛えて足底筋膜炎や足底腱膜炎を予防しよう状況別の対応

踵の裏や土踏まずが痛むときは足底筋膜炎を疑おう

足低筋膜は、踵から足指の付根まで走っている帯状の分厚い靭帯で、足の縦横のアーチを支える役割をしています。この足低筋膜部分に炎症が起きる事を足低筋膜炎と言います。

症状

  • 朝起きて最初の一歩時に踵の裏が痛む
  • 長時間立っていると痛む
  • 歩き始めると痛みが消えていく
  • 慢性化すると起きてから2~3時間ほど痛みが続き、歩いている時も痛みを感じる
  • 土踏まずが痛む

原因

  • マラソンなどの継続的な負荷
  • 外反拇趾やX脚、足裏が扁平
  • 長時間立っている
  • 足裏のアーチの崩れ
  • ふくらはぎやアキレス腱が硬い

また、肥満や関節リウマチ・その他の関節炎なども、足低筋膜炎を引き起こす場合もあります。

対処法

  • 裸足で歩くのは避け、歩幅を小さくする
  • 足に衝撃を与える運動などを避ける
  • 足を水で冷やす
  • 体重増加によって炎症が起きた場合は減量する
  • ふくらはぎやアキレス腱のストレッチやマッサージをする

また、テーピングを使用し、縦アーチを支えて足底筋膜の緊張を取り除くのも良いです。特に土踏まずが痛む場合は、テーピングたけでもかなり痛みは軽減します。立ち仕事が多く、次第に痛みが強まる人は仕事前にテーピングを使用すると良いでしょう。

それでも痛みが強い時は病院へ行くと良いですが、なかなか治らない場合はカイロプラクテックなどの民間療法を受けてみるのも良いです。

足裏の筋肉を鍛えて足底筋膜炎や足底腱膜炎を予防しよう

足底筋膜炎、足底腱膜炎という言葉をご存知ですか?なかなか聞かない病名ですよね。簡単に言うと、足の裏に炎症がおき、痛みが生じるものです。痛みが生じた場合の治癒方法は殆どが自然治療になっているので、しばらくの間はかなり辛いものとなります。では、どうすれば良いか…

ふくらはぎや足首の筋肉を鍛えるのが大事なのです。そして何より足の裏を鍛えること!これによって足の浮腫みもとれますし足底筋(腱)膜炎の防止にもなります。まずは足の指をもって足裏から反るように押してください。次は足裏を縮こませるように(グーにするような感じ)足の指を押してください。ポイントは気持ちいい程度の力加減でやること。痛みが感じるほど強く押さないように気をつけてくださいね。これが一番簡単な方法です。

そしてもう一つ。暇な時にはティッシュを一枚床に置き、足の裏でつかむように拾ってください。指の間ではなく、足裏を縮こませるようにして拾いあげてください。これを何度か繰り返します。これだけで足裏が鍛えられ、病気の予防が出来るのです。

テレビを観ながら自分のペースでやってみてください。お子さんがいる方はティッシュ取りゲーム!みたいな感覚で遊んでみるのもいいかもしれませんね。

足裏の4つの筋肉を意識的に鍛えて足の裏を健康に保とう

足裏にある主な筋肉には、短拇趾屈筋・拇趾内転筋・虫様筋・足低方形筋などの4つの筋肉があります。これらの筋肉は、足指を曲げたり、足首を伸ばしたりする働きをしていますが、筋肉が弱くなると足のアーチが崩れて、外反拇趾や扁平足になってしまいます。

短拇趾屈筋と拇趾内転筋

この筋肉は足指を曲げたり、開いたりする時に使う筋肉です。この筋肉が弱わまると、横アーチが崩れてしまいます。その為には足指を開いたり、屈曲する事によって、この筋肉が働き横アーチが強化されます。特に拇趾内転筋は、前に進んだり、踏ん張ったりする際に使われる筋肉です。スポーツ選手などは、この筋肉を強化する事でパフォーマンスが格段に向上します。

虫様筋

この筋肉も横アーチを形成する上で大事な筋肉です。自力で足指が開かない場合は、手を使って1本づつ足指を反らしたり、引っ張ったりして刺激すると、虫様筋がほぐれて身体のバランスも整ってきます。

足低方形筋

足裏のアーチを形成する筋肉です。扁平足や足の甲の1番高い所が盛り上がっている人は、この筋肉(土踏まず)を揉んで柔らかくすると、アーチの機能が回復してしてくるでしょう。また、足指は曲げる・反らす・踏ん張るなど、様々な動きに対応して身体のバランスを保ってくれていますので、しっかり足を動かす為にもこれらの筋肉を良くほぐしてあげる事が大切です。

タイトルとURLをコピーしました