目尻の整形は傷跡が残りやすい体質には不向き
目は美容にとって重要な部分であるため、目を美容整形する方も増えているようです。もちろん怪我や火傷が原因の場合や、生まれ持って左右の目の間隔が離れ過ぎてることの処置として整形することもあります。
整形への抵抗が薄くなる中で美容整形による目尻切開は広まってきましたが、代表的な整形術がいくつかあります。
- 二重瞼
この手術をするには、アイテープと呼ばれる二重瞼用のテープで、どんな二重にするか決めます。手術法は皮膚を切らずに縫合するやり方と切開法があります。切開法は上瞼の皮膚を切開します。皮膚が厚くて、腫れぼったい目をしている人に向いています。目尻の余分な脂肪を取るので、すっきりした目になります。 - 目の間隔が広くて、目が小さい人
目の横の長さが短く、目と目の間隔が広く、間延びした顔の人は目尻や目頭を切開して余分な脂肪を取り除きますが、傷跡が残り易い体質の人には向いていません。 - 腫れぼったい目
二重瞼と同じ手術法で目尻を切開しますが、脂肪を取り除き過ぎると上瞼がくぼんで老けた顔になりますので、顔全体が丸々とした人には不向きです。 - 目尻のシワ取り
30歳代から目尻のシワなどが気になると思いますが、手術法は上下の瞼を切開して余分な皮膚を取り除きます。簡単な手術で1週間後にはメイクも出来ますし傷も目立ちません。
日本人は余りシワは目立ちませんが、最近では高齢者も第一線で働く人も居ますので、目尻のシワ取り手術も増えているようです。
目尻切開をして目が大きく見える人は白目が隠れている人です
目尻切開はその名の通り、目尻を切り開いて目を大きくする美容整形手術です。目頭を切り開くよりも劇的な変化がないため、美容整形手術をしたのが周りの人に気付かれにくいというメリットがあります。しかし、目尻切開にはメリットとデメリットが隣り合わせであります。目尻切開をしても周りの方に気付かれにくいということは、整形手術前後で目の大きさが変わらないということでもあります。目尻切開は劇的に目が大きくならない可能性があることを理解しておくことは重要です。
なぜ目尻切開では劇的な変化がない可能性があるのかというと、目尻に隠れている白目がどれだけあるかは個人によって違うからです。白目がほとんど隠れていない人は術後の変化が少ないですし、白目がたくさん隠れている人は目が大きくなる可能性があります。
そして目尻切開によって出てきた白目の部分にはまつげがありません。まつげが多いと目が大きく見えるため、白目が大きくなってもまつ毛がないがないと目が大きく見えないということもあります。このような理由から目尻切開は変化が少ない手術と言えます。そのため、目尻と一緒に目頭も切り開く手術と合わせてする事が多いようです。もちろん両方の手術をすれば、それだけ費用もかかります。目尻切開をする時は、今までと目が変わらないかもしれない、他の手術と合わせてやる事で費用が余分にかかるかもしれない、ということを理解した上で取り組むようにしましょう。