エストロゲンは身体や肌、心にまで影響を与える
女性ホルモンには、妊娠をサポートするプロゲステインと、女性らしさを作るエストロゲンの2つがあります。これら2つの女性ホルモンは、脳からの指令で卵巣から分泌されます。
これまで、エストロゲンは生殖器や乳房の発達だけに働きかけるものだと思われていましたが、最近は全身を巡り、その人の健康や美容にも関わっている事が分かってきたようです。
しかし、脳がストレスを受けてしまうと卵巣の働きが低下して、女性ホルモンの分泌が悪くなってしまうのです。エストロゲンが減少してしまうと、更年期以降は急激に老けてしまったり、自律神経の乱れや倦怠感など、様々な不調や病気が現れてきます。
また、太りやすく痩せにくい状態になるのも、エストロゲンの低下が原因である為、生活習慣病にも気をつけなければなりません。
エストロゲンが減少すると、身体や肌、あるいは心にまで影響を与えてしまいます。女性が健康で美しく生きて行くには女性ホルモンは大切です。エストロゲンが減らない様にする事で、いつまでも若く美しく過ごせます。
そんな魔法の様なエストロゲンですので、出来るだけ長く分泌させたいところですが、その為にも、日頃からストレスを解消したり、疲れ過ぎたりしない事が一番です。
ストレスが多い現代を素敵に生きて行く為にも、女性ホルモンと上手く付き合って、エストロゲンの分泌を促してあげましょう。
食生活や睡眠時間が崩れるとストレスが溜まりやすくなる
今の世の中、ストレスをより多く感じることもあると思います。ストレスは誰しも感じるものであり、全く感じない人はいないでしょう。
日常生活の中で、ありとあらゆる場や人間関係などでの精神的なストレスもあります。更には、食生活や睡眠中などでさえも身体にとってはストレスがかかることもあります。
どうしていてもストレスは感じられるものですが、そのストレスを溜め込んでばかりでは自身の身体や心を傷つけてしまったり、時には周囲までをも巻き込んでしまう恐れもあります。
では、ストレスを溜めないために大切なことはなんでしょうか。
まず、食生活や睡眠時間などに気をつけてあげることです。脂っこい食事ばかりであったり、お酒を連日飲み続けていたりすると身体には負担、ストレスになります。
バランスの良い食生活を考えることも大切なことだと思います。そして睡眠について。リラックス出来る空間作りや自身に合った寝具選びをしたり、ゆっくり休めるようにすることです。
食生活や睡眠は人間にとって欠かせないものなので、最も大切なことのひとつだと思います。
精神的な面はストレスに一番影響を与えていると考えられていて、特に人間関係などは皆さんが一番感じやすいストレスではないでしょうか。周囲と比べて劣等感を覚えたり、不安や孤独感、日々のプレッシャーなど様々あるでしょう。実際はなかなか取り除くのが困難なことも多いはずです。
そうしたストレスを解消するには、まず自分自身を認めてあげることから始めてみると良いと思います。自身を大切に出来なければ、ストレスを解消しようとすら考えないでしょう。自分自身を大事に考え、ありのままの自分自身を認めてあげることが第一歩です。
そうしたことを踏まえた上で、自分自身の好きなことやストレス発散法を見つけて、時には頑張っている自分を褒めたり、贅沢をしたり、好きなことをして楽しい時間を持つことです。
ストレスの原因について考えて対応することも大事ですが、どうしようもないこともあると思いますので…。何をしているときが落ち着くのかを振り替えってみると、気付くきっかけになるのではないかと思います。ストレスを溜めないために、何か出来ることを見つけられると良いですね。