ニキビは思春期と生理前に増える
ニキビは毛穴に皮脂が溜まって出来るので、ホルモンの分泌が活発になり皮脂の分泌が増え、そこに毛穴が塞がってしまい炎症が起きてしまう状態です。顔だけでなく体の胸や背中にも毛穴があるので出来てしまいます。赤ニキビ・白ニキビと言うように炎症の重さで症状が変わりますが、予防と治療はほとんど変わりありません。
ニキビが出来てしまったら悪化させないように気を付けます。こまめに弱酸性の洗顔料で洗顔し保湿します。清潔にすることが好ましいですが、背中や胸に出来てしまった時には、皮膚を清潔に保つ事を心掛けてこまめに汗などは拭き取りましょう。食事にも気を付けるようにした方が良いです。糖分や脂分の多い揚げ物やピーナッツ・豚肉・スナック菓子等は控えるようにしたいです。また、皮脂が原因なので化粧品もクリームやファンデーションは使用しない方が良いです。毛穴を塞ぎ皮脂を溜めてしまう原因にもなります。
ニキビに悩む方は多いのですが、あまり気にして過敏になってしまうとストレスからホルモンバランスを崩し悪化することもあります。炎症が激しい場合は皮膚科に行き軟膏・抗生剤を処方してもらった方が良いでしょう。ニキビは毛穴に出来てしまうので無理に潰すとニキビ跡が残ってしまいます。色素沈着や陥没肌になってしまうことがあるので気を付けましょう。
また、女性特有で生理前は黄体ホルモンの分泌量が増える時期です。黄体ホルモンは皮脂の分泌を盛んにさせるので、一時的に多く分泌された皮脂のケアが間に合わずにニキビになることがあります。生理前にニキビが出来やすい人は、生理の２週間前ぐらいからチョコレートなどのお菓子や脂質の多い食事を避けてビタミンやミネラルの豊富な食事を取るようにしましょう。
程良い皮脂を保ちニキビ改善！
ニキビは女性の大敵！今では男性も気にされる方が多いですよね。ニキビを気にする方は皮脂という言葉も耳にしたことがありますよね。そして皮脂を嫌い、皮脂をなくそうとゴシゴシ顔を洗う方結構いらっしゃるかと思います。というより、優しく洗うと綺麗になった感じがしない。という方も多いようです。
まず、皮脂＝ニキビの原因という観念は正解ではないのです。確かに皮脂が多く皮膚に溜まってしまうと毛穴の黒ずみの原因になり、またニキビになりやすくはなりますが、皮脂が程よくあることにより、肌を守り、潤いがたもたれます。
ニキビはアクネ菌が余分な皮脂を食べたことによってできるもの。と思ってください。アクネ菌に食べさせないように、程よい皮脂を保つ方法。簡単です。優しく洗顔を毎日するだけなのです。決してゴシゴシ洗わず、クリーミーな泡をのっけるイメージで洗ってください。そして、脂っこい食事を減らしましょう。表面だけの意識をしても皮脂は増してしまいます。できれば、ジャンクフードをさけた食生活に改善していきましょう。動物性の脂はニキビへの近道となってしまいます。地味に痛い天敵ニキビとおさらばする為に、日々の小さな努力を実行してみましょう。
